2005. 10. 23  富士見アドベンチャーレース
 
 前回のレースで調子に乗ったようで『富士見で行われるレースにも出てみよう!』って友人と盛り上がってエントリーしちゃいました。あんなに辛かったのにね。今回もマウンテンバイクやトレイルランニングもあったのだが、我々がエントリーしたのは10kmのショートトレイルランニング。これは富士見に常設されているダウンヒルAコースを逆走してゴンドラ一本分登り、下りはダウンヒルCコースで戻って来るというもの。これ距離は短いが登りが非常に辛いコースなんです。いつもダウンヒルで走っているコースなので道がわかるぶん気持ち的に楽だろうってことだったんだけど、実際は違ったのさ。 
 この種目に参加している選手はたったの7名。受付で『表彰台狙えますよ。頑張ってくださいね!』って変な励ましを頂きましたわ。そしてレースは始まった。駐車場をスタートして土手を上ってゲレンデに出る。そしてAコースを調子よく駆け上り始めたが、100mも行かないうちに足が重くなり息が続かなくなった。周りを見ると歩いている人もいる。じゃオイラも歩くかな?前回同様走って歩いてを繰り返しながら下り慣れたAコースを登っていくが、なかなか距離が進まない。7人の参加選手にも差が出てきて、2人ぐらいしか視界に入らない。これ以上離されないように頑張って足を前に出すが、徐々に差は開いていった。コースは所々手を使って登るような所もあり、ハァハァ息を切らしながらヘロヘロでゴンドラ駅まで登りきった。 
 そして休む間もなくCコースの下りに突入。このコースはビギナー向けダウンヒルコースで、それほど起伏もなくランニングで下るにもそれほどきつくない。ただ、ず〜っと下りなので膝が痛く足の筋肉もつり気味になってきた。微妙に走り方を変えながら痛みをごまかしつつ下りきった。心肺は余裕だが足にはきてる。しかしこれでゴールではなく、もう一度ゲレンデを100mほど登って大回りして駐車場に戻ってやっとゴールであった。 
 
 いやぁ〜今回もきつかった。それにしてもみんな登るのが速い。歩いて登っている人でも、その歩みが軽やかで速いのだ。歩きの登りで差がつくのはちょっとショックだった。足の長さも関係あるのか? まぁなにより素晴らしかったのは前回同様走り終えたあとのビールだった。これ最高。 
 
写真:カメラを向けられれば笑顔。でもホントはヘロヘロだったのさぁ〜。