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昨夜の飲み会あとにシャワー浴びようと思ったが、なぜか?水しか出なかったので今朝入ろうとしたが、これまた水しか出ない。ボイラーが止まっているようだ。飛行機での長旅前にシャワーが浴びられないのは辛い。しょうがないので極力体を濡らす時間を短く、かつポイントをおさえて水のシャワーで簡単に体を洗った。う〜〜寒い! こちらの生活で問題点といえばこのシャワーだな。タンクにお湯を溜めるタイプなので使いすぎると水しか出なくなる。シャワーが主流の割に進化していない。不便じゃないのかな? あのでかい体をこの狭いシャワー室で少ない湯量にて洗っているとは想像しがたい。やっぱり日本のお風呂&湯沸かし器ってステキかも。 荷物を車に積み込み工藤さん達キャンパーに別れを告げ、空港へと車を走らせた。高速は早朝なのでそれ程混んではおらず、走行車線の平均時速は120〜140km/hぐらいのいい速度で流れている。しかし日本のように高速に照明設備はなく真っ暗なのだ。周りを確認するとハイビームではなくロービームでガンガン飛ばしている。こんなスピードで前が見えているのだろうか? そんな高速道路を緊張しながらハンドルを握って空港に到着。レンタカーを返却して緊張のチェックイン。カウンターはまだ混んでいなくて、特にお咎めもなくスムースにチェックイン完了。ふぅ〜〜、もう安心だ。そしていつもの小さなプロペラ機でなく、70人乗りのジェット機でインスブルックを飛び立った。 1時間ほどでウィーンに到着し、3時間待ってから成田に向けて再び飛び立った。機内では早々に眠気が襲ってきたが、ドリンクが配られる頃に目が覚めてしまい眠くなくなってしまった。小説読んで映画3本観てフライトも残すところ2時間ぐらいになった頃、ふと日除けを開けて外を覗いてみたら翼の先の夜空にオリオン座が見えた。これだけ何度も飛行機に乗っているが、飛行機の中から星座を眺めたのは初めてのような気がする。プラネタリウムの時間早送りみたいにオリオン座は機体後方に流れて行くと、東の地平線が次第に明るくなっていった。宇宙の中で地球が回っているのを感じるねぇ。次第に日本時間に近づいてきている。ここはおそらくロシアの東端あたりなのかな?街の灯りが見える。随分長い間外の景色に見とれていたように思う。そして朝食が済んで暫くしたら成田に到着した。 写真:インスブルック空港にて。珍しくプロペラ機じゃない! |
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