2005. 3. 6  引き籠もり
 
 いやぁ〜日記更新できてないねぇ。皆様毎度ながらご無沙汰です。今シーズンは移動が多く、またトラブルなんかもあって落ち着いてフリーランもままならない日々を過ごしておりまして・・・ネタは多いが正直書く気分になれなかったんですわ。そして今は名古屋の実家で休養中。先日尾瀬戸倉のFISレース2日目にやっちゃったんです。 
  
 前日の1戦目では調子が良かったもののWAXミスってた。スタート後どうしても前に出られずライン取りで駆け引きする厳しい戦いの末、4位という不本意な結果だっただけに2日目はナニがなんでも優勝したかった。前日夜から降り始めた雪で予選のタイムが伸び悩み、予選通過はしたモノのまたもやWAXチョイスに頭を悩ませていた。後半の緩斜面に入るまでに前に出ていないと厳しい。前半勝負ってイメージしてました。 
 
 そして1回戦。スタート後やはり板が走っていなくて3位、そこから最初のターン(バンクではない!)で2位浮上。3ターン目で前を走る飯島プロのスピードを上回っていたのでそのまま抜こうとした次の瞬間、キッカーでトゥーエッジが引っかかってヤバイ体勢で空中に投げ出され腰から雪面に叩きつけられた。いつもなら転がりながらもコース復帰するんだが、なぜか体が拒否! 抜いていく長嶋プロの姿を確認しつつ「なんかヤバイかも?」と感じた。そしてそのまま雪の上で動けなかった。左足が痺れて動かなかったんだわ。マーシャルが近寄って助け出そうとする頃には痺れも収まってきて自分で立てたんだけど、腰と左膝の痛さで滑り降りることが出来ずモービルで医務室へ搬送された。レース終了・・・シーズンも終了?って不安がよぎった。 
 
 次の日はSAJ全日本。今シーズン重要なレースの1つだったが、インスペクションの時点でまともに滑れる状態ではないと思い知らされた。ここが正念場というレースだっただけに、滑らずに負けるというのが凄く悔しい! 悔しくてスタート地点を離れることが暫く出来なかったし、公開練習でコースを滑っている選手を見ていられなかった。 
 
 レース出られないんだったら早く治すしかない。すぐに名古屋に帰って三菱名古屋病院(此処は膝と肩のスペシャリストがいて、スポーツ系の患者にも精通していてオススメ! http://inf1nasw.mhi.co.jp:2090/MNH/)にまたもやお世話になりました。MRIなどの検査をして色々診て貰った結果・・・膝も腰も軽傷とのこと。腰は過去様々なアクシデントによる損傷が明らかになって、もう少し労ってやりたい気持になったが今回は打撲だけらしい。膝は元々怪我してた訳で、転倒の衝撃が弱いところに集中してしまったようだ。幸い経過は良好。既に日常生活には支障はなく徐々に運動レベルを上げて行っている。HUMAN CUPには復帰して賞金ゲットしなきゃね。 
 
 そんな訳で心配する程の怪我ではありませんでした。一部の皆様には心配をおかけし申し訳ありませんでした。今はリハビリとお買い物と車のカタログを眺める毎日です。そろそろ雪山が恋しいね。 
 
※ 2月4日以降の日記も随時アップしますので、お暇な時にでも覗いてやって下さい。長文・駄文は引き続きご勘弁を・・・。