2005. 5. 13  忌中
 
 毎度毎度ご無沙汰でホント申し訳ない。4月は激動の1ヶ月でホント大変だったのよ。人生の分岐点だったワケで・・・。 
 
 大会も全て終わり、あとは雪上でのお仕事が少し残っているだけ。シーズン中に楽しめなかった分、春雪と新緑の群馬を楽しんでいた。昼間から日向ぼっこして酒飲んで肉焼いて喰ったり、テレマークしたり観光したりと、それはそれは充実(堕落?)した時間を過ごしている時に事件は起こった。姉から電話で「父が倒れた!すぐ帰ってきて。」と。あまりに突然のことでプチパニック。とりあえず急いで新幹線で名古屋に帰るべく、駅まで移動している時にまた電話。「手の施しようが無く逝っちゃった。」との事。展開の速さにマジパニック。嗚呼、大変な事になった・・・。 
 
 それからは未経験の連続。なんというか・・・やっぱり悲しいね。結構こたえました。元々体を悪くしていたので、いつかこんな日が来る事は判っていたけど早すぎでしたわ。正直、オイラがスノーボード活動をしていられたのも父の支えがあったから。「会社を辞めてプロになる!」って言った時も、「やりたい事をやれ。」って応援してくれたのね。実家にいる時はオイラの体作りの事を考えて、食事とかにも気を遣ってくれたし。海外行くとき空港までの送り迎えとか、確定申告してくれたりとかね。ホントいっぱいのサポートを受けていたんです。スノーボードにはあまり興味ないようだったけど、ナショナルチームに選ばれた事やIAT優勝とか喜んでくれていたようで、父の友人からは「よく息子の自慢話をしていたぞ。」と言われました。マジ嬉しかった・・・。 
 
 う〜〜ん、文章書いてたら悲しくなってきた。葬儀までは父の事を偲んでいられたのだが、その後がホント大変でヒトが亡くなる事で、こんなにも繁雑な手続きが有るのか?悲しんでいる余裕がいきなり無くなった。そんなこんなで1ヶ月は音速で過ぎていったんだけど、まだ気持の整理が十分でないのかも? 
 父には、「ホントありがとうっ!」って気持ちでいっぱいだ。 
  
 そんなこんなでオイラ少々バタバタしているもので、一時的にスノーボード活動が休止しております。が、辞めるつもりは無い!父もそれを望まないはず。秋までには生活を元に戻して雪の上に戻りますから。御心配なく。父の分も頑張るのさ。