2006. 12. 11  あっという間に年末!
 
 皆さん滑りに行ってますか?私は日帰りで鷲ヶ岳と白馬47に行きました。鷲ヶ岳に行ったときは相変わらずアイスクラッシャーのみでしたが、最近クワッドがもう1本運行するようになって滑走距離2500mになったようです。 
 白馬47には昨日行ってきたのですが、公開されている積雪量とは思えない雪の薄さで、板にはダメージが・・・。しかも現在は五竜と繋がっていないので47だけしか滑れませんでした。気持ちよくゲレンデをクルージングするにはもう少し時間が必要のようです?まぁ日中ずっと雪が降っていたので年末にはもっと楽しめるでしょう。 
 
 そういえば、鷲ヶ岳ではノブ(SXプロ)と偶然出会って一緒にゲレンデをたて落ちして滑っていたのですが、やっぱり誰かと一緒に滑るほうが張り合いがあって面白いね。それに半年振りに会うと色々情報交換ができて楽しい。お互いの近況報告から他人の噂話などなど、興味深い話が噴出するんですなぁ。その情報の信憑性はあやしいもんですがね。狭い業界だけに噂が広がるのは早いんです。怖いですねぇ〜。 
 
 話は変わって、今期林が使うHEADアイテムを紹介したいと思います。 
細かい特徴はwebを参照してもらって、ここでは林が率直に感じたことを伝えようと思います。 
 
 
KINGブーツBOA&シューレース: 25cm 
http://snowboardnet.jp/catalog/pa.php?aid=0b9d6059df44f3cfe716160865ac1e32_3_003) 
 
 昨年の720に比べると非常にガッチリとした感触で硬さを感じました。これはブーツを構成するパーツの組み方や構造に変更が加えられた事と、アウターのボリュームが増したことによる影響と思います。そしてシューレースタイプよりBOAのほうがより硬いですね。 
 林としてはどちらも好感触で、ライダーの動きがダイレクトにボードに伝わりカーヴィングしやすいブーツだと感じました。 
 BOAシステムは今年初めて使ってみたんですが、特に問題を感じることはありませんでした。BOAはある程度締めてから屈伸をして、ワイヤー締め付け力を均等にします。そしてまた締めて屈伸。これを繰り返すと上手く締め上げられますよ。これはLEGNA松崎店長の受け売りですがね。 
 残念なのは昨年の720より脱ぎ履きおよびインナーの抜き差しが少々面倒になったこと。慣れるまで少々手間どります。 
 レーザーカットによるデザインは非常にかっこよくて◎。 
 
 
PX7バインディング:Sサイズ 
http://snowboardnet.jp/catalog/pa.php?aid=0b9d6059df44f3cfe716160865ac1e32_2_002) 
 
 昨年のP7に比べるとフレックスが柔らかくなったように感じます。ヒールサイドへの反応がマイルド気味。私の好みからするともっと硬いほうが良いですね。硬いKINGブーツとのバランスを考えればPX10のほうが良いかもしれませんが、PX10は重量が重くなるので私は軽さを重視してPX7を選びました。 
反応を上げるためにハイバックのみPX10にして好みに仕上げるつもりです。 
 P7はヒールカップを調整してブーツサイズに合わせる構造でしたが、PX7はトゥー側のベースを調整する構造に変更されました。これにより板に対するセンターリング調整が必要になる場合があるので注意しましょう。 
 ほかの変更点として、ラチェットレバーが締め側、開放側が独立になって使いやすい。トーサイドストラップがワイヤータイプになってよりブーツ形状に沿って締められるようになった。 
 かっちりとしたブーツとの一体感はしっかりと継承されていて好感触ですね。またデザインが一新されてカッコイイ。 
 
 毎年感じることですが、HEADのアイテムはさまざまな先進的技術を組み込んでどんどん進化してクオリティーが上がっていきますね。林はそこが気に入ってます。 
 
写真:先日HEADのミーティングで京都を訪れたので、ついでにかねてから行きたかった竜安寺に行ってきました。枯山水の石庭が有名なのですが、裏庭の紅葉がとても綺麗でした。ほんと日本の四季って良いよね。
  
 

2006. 12. 22  西高東低を渇望!
 
 今年滑り出してから1ヶ月が過ぎようとしている。なのにゲレンデの状況はあまり変わっていない。確かにアイスクラッシャーから人工降雪になったし、幅も広がってきた。稼動リフトもちょっとだけ増えた。しかし天然の雪がほとんど降っていないのである。でもいい加減みんな滑りたいわけで、週末には狭いゲレンデに多くのお客さんが密集して滑走している。当然リフト待ちは長蛇の列で軽く30分を越える。誰が悪いわけじゃないけど、ストレスたまるよね。だから雪が降るまで週末は滑りません・・・。 
 先週、野沢温泉にも行きましたが下部のゲレンデは今だ畑でした。しかし温泉は最高じゃったぁ! 
 
 年末なんで少しは忙しくなると思っていたが、海外に行かなかったし雪も少ないので楽チン!なぁ〜んて余裕かましていたら年明け1月にガンガン予定が詰まっていき、年内にやらなければいけないことがいっぱいになっちゃった。急に焦って仕事片付け始めました。1月はHEADキャンプや北海道遠征、福島県南郷でのPSAレース、ボードテスト、クロスキャンプなど予定がいっぱいなんです。楽しみですわ。 
 近日中に今期スケジュールアップしますね。 
 
写真 
先日お高級フレンチレストランで頂いたフォアグラとステーキ。う〜ん贅沢で鼻血でちゃいそう! 
 
 
 
  
 

2006. 12. 31  キタァァァァァァ!
 
 やっと来た。待望の冬型が。28日にエコーバレーでVector glide(http://www.vectorglide.com/#)のボードテストしていたんですが、朝から雪が降っていて昼過ぎには15cmぐらいは積もっていた。そして今季初!車の雪下ろしをしました。いつもならメンドクサイ雪下ろしも、これだけ降雪が遅いと嬉しいもんだ。 
 そして29日には地元名古屋でも雪が舞っていました。もちろん積もるほど降りませんでしたが山ではしっかり積もっていると分かったので、翌30日は滑りに行くことに決定。 
 
 滑りに行ったのは岐阜県のウィングヒルズ。ここに行くのはテクニカル選手権に出ていた頃以来なので数年ぶり。オイラの記憶では若者に人気の混んでいるゲレンデで、しかも国道からの山道がキツイのでどうしても渋滞してしまう。そんな訳でちょっと敬遠していたんですわ。でもこの降雪で全面滑走可能だしゴンドラも稼動中なので、多少の渋滞&混雑は覚悟して早朝に名古屋を出発。 
 早朝なので下道も高速も渋滞はなくスムースに白鳥町まで到着。そこから例のキツイ山道を上っていくと、やはり渋滞に遭遇。先頭はかなり先のようだ。雪のついた細い山道で高低差のあるヘアピンカーヴやきつい上り坂はノーマルタイヤでは危険。なのに必ず居るんです。ノーマルタイヤでチェーンも持たずに来る方々が。今回もそんな方々が道を塞いだり事故を起こしていたことが原因でした。安全のためにも雪道対策をしてゲレンデには行きましょうね〜。 
 
 30分ほど渋滞で待たされて、ウィングヒルズに到着。ここのスノーボードスクールの近藤校長や梅谷デモ、インストラクターのミドリちゃんと久しぶりに再会ししばし雑談。そしてリフトチケットを買うながぁ〜い行列に耐え、待望のパウダースノーに突入!滑り出すのが遅かったのですでに多くのトラックが入っていたが、端にはまだまだパウダーがいっぱいでテンションは上がりっぱなし!今年初のパウダーだけに楽しすぎる。 
 今回のボードはVSK167とKINT UN159。どっちも良い感じ。詳細は長くなるんでまた後日に。夕方までキッチリ滑りこんでからケイチャン喰って、満天の湯で露天風呂入って、渋滞が解消してから帰宅。2006年を締めくくるにふさわしい充実したスノーボーディングでした。あぁ、ホントええ一日やったぁ〜。