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3月末にいつもの友人T氏と白馬のバックカントリーへ行ってきました。 今回もツアーガイドをお願いして栂池のロープーウェイから入山。 天候は快晴!!!だったんだけど、上空には流れの速い雲が。 目指していた八方方面のポイントはガスに包まれつつあった・・・ そこでポイントを変更して白馬乗鞍方面へ行くことに。 雪は昨日までの降雪で20〜30cm程度の新雪が。しかもこの時期の雪にしては軽めで気持ちよさそう。 期待に胸膨らませながらまずはハイクアップ。 ガイドさんはスキー、T氏はスプリットボード、林はスノーシューという装備なのでハイクアップは頑張ってついていきましたがね。 ちょっとスプリットボードの機動力がうらやましくなりましたわ。 久しぶりに物欲でちゃうね。 さて1時間ほどのハイクアップでドロップポイントに到着。 ガイドさんは道中もマメに雪質をチェックしていました。 そしてまずガイドさんが慎重にバーンチェックしながらドロップイン。 気持ちよさそうやないのぉぉぉ! そしてガイドさんからの注意連絡を確認して、林が滑り出すことに。 『最初の雪庇は回避してガイドさんが滑り始めたポイントの5mぐらい上からなら滑り出してOK』って事だったので、ちょっと緊張しながらドロップイン! そのとき左の斜面でフワッと何かが動いたような気がしたが、あまりに気持ちのよいパウダーだったので気にせず最高のランをを楽しんだ。 斜度、雪質、スピード、天気、すべてが最高で気持ちよかったぁ〜〜〜。 そろそろガイドさんの待つ方へ行かないと、って左に向かった瞬間、雪の波に足元をすくわれた。 『雪崩に巻き込まれた!』って瞬時に理解できたが何も出来ない。 ボードをフォールラインに向けようと思ったが、サーフィンで大波に巻かれた時のように雪の流れにされるがまま・・・ 視界が雪に覆われた瞬間、『死ぬ?』って思ったけど体がゴロゴロと転がされて空が見えたので、顔のまわりに腕で空間を作ることだけを考えて雪崩が止まるのを待った。 そして雪崩の動きが止まり自力で雪から脱出することが出来た。 あ〜なんとも無くてよかったぁ〜。 どうやら滑り出しポイントが指示されたところより上だったようで、雪崩を引き起こしてしまったようだ。 それに気づかず気持ちよぉ〜く雪崩の横を滑って最終的に飲み込まれた訳で・・・ 反省しました。 ガイドさんの指示を守らなかったこと、方向転換時に周囲の安全確認を怠ったこと、雪に対する理解が低いこと。 今後は知識と経験をつんで安全に雪山を楽しもうと心に誓う達でした。 その後もガイドさんのステキなナビゲーションで最高のバーンを楽しんで栂池に帰ってきました。 いやぁ〜いい経験させてもらいました。 当分T氏にはトラブルメーカーとして認識されることでしょう。 次回はもっと勉強してから雪山に行こう。 【今回知った事】 ・滑っているとき雪崩の音は聞こえない。 ・雪崩の上を滑るのは困難。 <写真> 雪崩に飲まれる直前の達 |
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